当社では通常数量の多いラミネート加工を行っていますが、少量の場合当社のお客様の全国各地のラミネートサービス店をご紹介しています。
一部分だけをラミネートしたり、一部分だけラミネートをしなかったりも出来ます。
ラミネートしたものを折る時は折り目を入れる機器か定規などを使って折り目を付けてからで有ればキレイに折る事が出来ます。
良く2枚を背中合わせにする場合を見かけますが、2枚が完全に接着していないと、折り目を入れても折る事が出来ません。
ラミネート後に製本する場合は、のり、ホッチキスよりカシメを使う場合が多いです。また、印刷の後工程で製本の一部にラミネートが使われます。
ラミネートした製品を抜き加工する場合、ミミを綺麗に残して抜く場合は、紙の大きさに丁度良いフチを残した大きさの抜き型で抜きますが、最初に2辺だけミミを正確に残して切っておかないとハリとアテの検討が出来ません。又、ミミを残さずに抜く場合はラミネートを紙より小さくやれば紙のフチをハリとアテの検討に出来ます。
ラミネートの中で印刷物の表面を光沢加工する事をPP加工と言い、片面だけを片面PP、両面やるのを両面PPと言います。
ラミネートを両面パウチでやる場合はフチを残して完全防水パック状態にします。それをフチ付きと言います。 フチを付けずに紙の端面を露出した状態で裁ち落としした仕上げをフチ無しと言います。
捻れカールとは、両面パウチ加工で仕上がりが捻れた様にカールする事を言います。プロペラカールとかツイストカールとかも言ったりします。 パウチフィルムを製造する時、又はロールフィルムを仕様する時フィルムの組み合わせを間違えると起こります。原因はPETフィルムの製造段階での延伸加工時の逆現象がが再加熱によって現れる為です。
角丸はパウチフィルムでは始めから付いています。ロール式加工では自動式であってもカットした後で角丸加工が必要です。 簡単な器具でカットする場合と、別行程の専用機械で角丸する場合が有ります。
当社で扱っている"筋押し君"とかその他にも折れ目を付ける機械が有ります。 定規とペーパーナイフで折り目筋を付けて机の角などでキレイに折ることは出来ます。