特殊ラミネート機

JOL Taurus 760SF \OPEN 商品カタログ(PDF)

床面積 1380(W) × 2950(L) mm 重量 710kg 電源 200V･50〜60Hz 消費電力 8500W 最大用紙サイズ 760mm(W) × 1100mm(L) 最小用紙サイズ 300mm(W) × 200mm(L) 最大ラミネート速度 30m／分 最大生産能力 B1用紙1700枚／時

ラミネーター部

ＴＡＵＲＵＳ７６０ＳＦの最大加工サイズは７６×１１０ｃｍ、最小加工サイズは３０×２０ｃｍ（Ａ４）です。 ＴＡＵＲＵＳ７６０ＳＦは９８〜５１５kg（四六版）紙用の片面熱加工ラミネーターであり、調整可能デカール機構によるユニークな「Ｕ字」クロスバーにより薄い紙を均一にかつ安全に高圧ラミネート加工します。
片持ち式（スライド式）エアーシャフト標準装備。フィルム交換が容易になります。 セット可能フィルムは３０００ｍ巻です（２４〜３１ミクロンフィルム）。 フィルムシャフト上にスリッター刃とカッティングホイールを備えています。

ラミネート加工は超鏡面金属ローラーと追従性の良いゴムローラーの間で行われます。 ラミネートローラーは高感度温度センサー付き乾式内部ヒーターで加熱されます。 ウォーミングアップ時間はおよそ１０分です。圧力はエアーで調整され、それぞれのローラーごとに調整ノブを備えています。
ＰＬＣ（シーケンサー）により全ての機構をコントロールしています。 ＰＬＣシステムを使うことで多くの部品機能を制御しやすくし、確かなラミネート加工を実現します。 分かりやすいアイコン表示タッチスクリーン操作により、あらゆる機械操作を可能にしています。

フィーダー（給紙）部

ＴＡＵＲＵＳ７６０ＳＦは吸引ヘッドにより積載上部から分離・挿入させるフィーダーを備えています。 動力はサーボモーター、制御はＰＬＣ（シーケンサー）によって行います。 ベッカー社製バキュームポンプは紙へ裏面から空圧をかけるために使われます。 また、「助走モード」中もオーバーラップシステムをコントロールすることがタッチスクリーンを通じて可能です。
精度は（速度が一定の状態であれば）±２ｍｍ以内です。フィーダーには給紙リフトプレート（エレベーター） が備えられており、高さ４５ｃｍまで積載可能です。

セパレーター（カット）部

セパレーターは２つの高速回転ローラーを備えており、ＰＬＣユニットで制御されます。 カットされた紙はジョガー（オプション）か、パレットスタッカー（オプション）に排出されます。

ラミネートフィルム

２３〜４２ミクロンのＢＯＰＰフィルム、ナイロンフィルム（３５ミクロンまで）を使用します。 ＰＥＴフィルム（35ミクロンまで）はオプションモジュールを使用することでのみ使用可能になります。

オプション

• ジョガー７６０
  調整可能なジョガーで加工された紙をストックします。１０ｃｍまで積載可能です。
• パレットスタッカー
  パレットワゴン付の機構で、ＰＬＣ機構により空気作用をコントロールし、ラミネート加工済みの紙を高く積み上げることができます（65ｃｍまで）。（手動カット油圧リフトテーブルと空圧コントロールセンサーによる） パレットは裏表どちらからでも操作可能です。
• 汚れ防止加工特殊ゴムローラー
  標準装備の圧力ゴムローラーは汚れ防止加工済のものに交換可能です。高圧下で溶けたフィルムのべたつきを防ぎます。 ローラーのクリーニングは必要ありません。
• ＰＥＴフィルム加工用モジュール
  セパレーター内部に搭載するＰＥＴフィルム加工用のモジュールです。
• フィルムローダー・マニュピュレーター
  最大125�sまでの重量のあるフィルムロールをセットするためのリフトです。 本体とは別の機械です。電気回路によってのみ接続可能です。

※重要…パレットスタッカーかジョガーが条件になります。