A.平板ヒーター式
|
上下2枚のプレートヒーターの間をラミネート対象物が通過する間に、接着樹脂が溶けて最後のロールで、圧着シールされます。
入口のローラーは送り込みだけの役割になります。
構造が簡単で、湿度コントロールが安定して立ち上がりが早いが、エアーが抜けにくく、写真のラミネートには不向きです。 |
B.ヒーターロール式
|
入口ローラーの内部に熱源がありローラー自体が温まる構造。
接着が強力でエアーが抜けやすいが、温度安定性とコスト高が難点です。 |
C.シリンダーシェルター型 (間接予熱兼用型)
|
平板ヒーターが伸びて、前のロールを包み込むようにして、前段ローラーを間接予熱する。
接着性もあり、エア抜きも良く、何よりも熱安定性に優れている。 |
D.ベルト駆動式
|
エンドレスベルトをローラーに渡す事により、絡みを完全に防止しようとする構造。
確かに絡みは少ないが、メンテナンスが複雑で、すべりの関係でローラー圧力の管理が難しい。 |
E.赤外線外部加熱式
|
石英管やハロゲンヒーターの強力な赤外線で、前段ロールの外部を短時間で温め、立ち上がり時間を早くする構造。
写真原稿のエア抜けも良好。高熱ヒーターなので、ジャミング時にうっかりすると原稿が焦げてしまう。
シリンダーシェルター型に比べると、熱の伝わり方が、表面的な感じがします。 |